就活ノウハウ本の前にまず読むべき1冊
著者は社会学者で、「ネットワーク分析」の専門家。大学の先生の立場から、学生に対する暖かい視線で継続的に若者の就職問題にも発言している。
特に『就職』に関する「学生の主張」、「大学の主張」、そして「企業の主張」の違いが、社会の現実に疎い学生に大いに参考になる。大学までの試験と違った「不条理な就職試験」のなぞに答えている。就活ノウハウ本を100冊読んでも得られない「就職活動の真実」が書かれている。
就職活動の常識として
この著書にもあるとおり、環境があまりにも急速に変わるため就職活動のことをアカデミックに書くことは非常に難しい。既にこの著書の記述は現在のIT化には対応していない。 しかしながら、この難問にあえて挑戦した研究者としての著者は素晴らしい。こういった正当な問題提起の著作はなかなか見つからないが、今後も継続的になされることが望ましい。本気で今の就職環境を改善すべきだと考えている大学・企業の関係者のためにも。 学生にも常識・教養としてハウツーよりも先に読んで欲しい。著書のいう「標準のない就職活動」という実態を理解して対応していくことが学生の成長になり、社会への第一歩でもあると認識して貰えれば幸いである。世の中は不合理なところがあって当たり前なのだから。
就職活動って聞いても、メゲないこと
就職のマニュアル本はいくらでも出ていますが、時代錯誤のモノや業界によって当てはまる、当てはまらないがあります。こういった本に振り回されずに、大学生として読んでおいてほしい本です。新入生も読んでみて! 保護者の方も上記の情報に振り回されず、これを読んでください。あまりにもマスコミの情報に流され、ご子息にストレスをかけるのはやめましょう!!あとは、大学の知識レベルを分かってほしいというのもある。あまり安易な情報に乗りすぎな親に警告!! (ちなみに私の専門は大学教育です)
中央公論新社
働きたいのに…高校生就職難の社会構造 ネットワーク分析―何が行為を決定するか (ワードマップ) 就職活動の新しい教科書 (ワークブック) シンクタンクとコンサルタントの仕事―知っているようで本当は知らない 1冊目の就活本―自分らしい生き方を実現する―
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